環境放射線の監視

 
モニタリングポストによる環境放射線の監視
 当社では原子力災害対策特別措置法に基づき、当社敷地境界付近においてガンマ線量率の連続測定を行なっています。

原子力災害対策特別措置法に基づく通報基準
 1台のモニタリングポストの測定値が5μSv/h以上を示した場合、原子力防災管理者は内閣総理大臣、原子力規制委員会、知事、市町村長および他の関係機関へ通報を行う。
モニタリングポスト
環境放射線監視結果

【測定に用いられる単位の説明】
Sv(シ-ベルト)=Gy(グレイ)
µ(マイクロ)=1/1,000,000
 モニタリングポストで測定される放射線は吸収線量率 Gy/h(グレイ毎時)です。
 これに対し、Sv(シーベルト)は生物学的影響を考慮した単位であり、吸収線量に放射線の種類や臓器による影響の違いを考慮した「放射線荷重係数」と「組織荷重係数」を掛けて算出します。
 モニタリングポストでは放射線荷重係数が「1」であるγ線を測定してるため、これに全身への影響を考慮した組織荷重係数「1」を乗ずることでSv/hと読み替える事が出来ます。
 モニタリングポスト設置場所
 当社では敷地境界(周辺監視区域境界)付近に2台のモニタリングポストを設置しています。
モニタリングポスト設置場所図