2024年6月13日
日本核燃料開発株式会社
既報の「不適切なセル負圧警報計器等点検/放射性廃液タンク等点検について」に関して、これまで当事案に関する原因分析、再発防止策、水平展開の是正活動を実行して参りましたが、先般、原子力規制委員会ならびに関係自治体にその実行状況を報告し、内容について確認頂いておりました。
この度、6月12日付で原子力規制委員会より、深刻度SL Ⅲ*1の評価結果と規制措置の文書*2を受領するとともに、また、6月13日付で茨城県防災・危機管理部長より、「再発防止対策等の報告書提出、県原子力安全対策委員会における説明を求める」旨の指示文書、大洗町長より、「再発防止策等の報告書提出と説明を求める」旨の指示文書を受領しました。
当社は、これらの規制措置ならびに指示を重く受け止め、先般取りまとめた再発防止策(①品質管理の改善、②内部統制システムの強化、③統制環境・組織文化の改善)を誠実に実行する所存です。(報告全体の要旨は添付詳細を参照)
今後の対応として、再発防止対策を全社展開して参りますが、新たに保全活動推進本部を常設設置し、推進体制を強化して進めて参ります。
地域社会の皆様にご心配をおかけすることになり、心よりお詫び申し上げます。
引き続き、改善に向けて誠実に取り組んで参ります。
【添付詳細】.pdf 不適切なセル負圧警報計器等点検/放射性廃液タンク等点検について(報告全体の要旨)
参考
*1:原子力規制委員会ホームページ
「原子力規制検査における規制措置に関するガイド」
https://www2.nsr.go.jp/data/000360582.pdf
*2:原子力規制委員会ホームページ 第14回原子力規制委員会 配布資料
資料1 日本核燃料開発株式会社に対する原子力規制検査の結果及び今後の対応方針
[N-ADRES]第14回原子力規制委員会 令和6年06月12日 (nra.go.jp)