消防法に基づく自動火災報知設備の点検に関する不適切な報告について(第3報)

 
 
消防法に基づく自動火災報知設備の点検に関する不適切な報告について(第3報)

2022年6月1日
日本核燃料開発株式会社

   当社は、昨年6月9日に判明した“消防法に基づく自動火災報知設備の点検に関する不適切な報告”に関して、原子力規制庁及び関連自治体から受けた規制措置ならびに厳重注意を重く受け止め、先般とりまとめた再発防止の具体的な施策(品質管理上の改善及び組織文化の改善)を誠実に実行してきました。また、施策実行の過程において新たな課題として挙げられた、点検項目の一部が総務省消防庁の告示の要領に沿って実施されていなかったことについても、全消防設備の点検範囲に対して網羅的に見直しを図り、全ての消防設備の点検要領の品質改善を実施してきました。
 この度、上述の対策を反映し、2021年度上期の機器点検の再点検、下期の機器点検及び総合点検を実施し、年度内に全ての消防設備の法定定期点検を完了しましたので、ご報告致します。改善した要領に基づいて点検を実施した結果、修繕が必要な不具合が複数確認されましたが、漏れなく修繕対応を実施して行きます。
 今後も品質管理の改善活動を進めるとともに、組織文化の改善にも継続的に誠実に取り組んでまいります。

以上