火災報知器の作動について

 
 
火災報知器の作動について

2020年11月12日
日本核燃料開発株式会社

 2020年11月12日(木)11時48分、当社ホットラボ棟の管理区域内で火災報知器が作動したので、公設消防に通報しました。現場確認の結果、13時56分に火災ではないと判断されました。また、当該事象に関連して、管理区域の換気空調系の異常により区域内が過度な負圧状態(注1)になり、区域の出入口扉が開けられなくなる状態となりました。
 運転調整を行い、扉の操作を可能とし、作業員の退避を行いましたが、未だ元の負圧状態には戻っていません。今後、過度な負圧状態となった原因、火災報知器の作動との関連について、調査及び対策を検討します。
 本事象による環境への影響、被ばく、怪我はありません。

(注1)
負圧状態とは、管理区域の圧力を外気よりも低く保つ状態であり、放射性物質を安全に封じ込める機能として作用します。今回の過度な負圧状態による環境への影響はありません。

以上