福島第一の燃料デブリの受け入れ(2回目)について

 
 
                                             2025年9月11日
 
  当社は、東京電力福島第一原子力発電所(2号機)から試験的に取り出された燃料デブリ(2回目)に関して、
  9月11日にその一部をホットラボ施設(照射済核燃料の試験施設)に受け入れましたので、お知らせ致します。
  今後当社におきましては、当該燃料デブリについて主に電子顕微鏡を用いて固体分析を行い、原子炉内の現在の
 状態把握や事故時の進展解析等に資するデータを取得します。分析で得られた結果は、試験的取り出しから次の
 本格的な燃料デブリの取出しステージへ繋げるため、安全な作業方法や取出し後の保管方法などの検討に活用され
 るものと考えます。当社は、引き続き東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置と、原子力発電の安全性向上に
 貢献して参いります。
    尚、当該燃料デブリの一部は、JAEA大洗原子力工学研究所を経由して当社へ分配・移送されたものです。

                                                 以 上